プロ人事が厳選|経営者が読むべき「組織づくりの本」30選|名著から最新トレンドまで

最終更新日:2026年1月23日

企業の成長は、優れた戦略や革新的なプロダクトだけで成し遂げられるものではありません。その根幹を支えるのは、強固でしなやかな「組織」です。しかし、変化の激しい現代において、理想の組織をいかにして築き上げるかは、多くの経営者、役員、そして人事責任者が抱える永遠のテーマと言えるでしょう。

本記事では、そのような課題意識を持つリーダーの方々に向けて、組織づくりの羅針盤となる書籍を30冊厳選してご紹介します。時代を超えて読み継がれる不朽の名著から、最新の組織論トレンドを反映した一冊まで、多角的な視点からピックアップしました。各書籍の選定にあたっては、Amazonでのレビュー数と評価を重視し、実際に多くのビジネスパーソンから支持されているものを中心に選んでいます。

「お悩み別」にカテゴリを分けているため、自社のフェーズや課題に合わせて、最適な一冊を見つけていただけるはずです。この記事が、皆様の組織づくりにおける一助となれば幸いです。

目次

採用課題発見チェックシート
資料ダウンロード

【王道・古典】組織論の基礎・マインドセット

まず最初に手に取るべきは、時代を超えて読み継がれ、組織論の根幹をなす不朽の名著です。これらの書籍は、小手先のテクニックではなく、組織と人間に対する深い洞察を与えてくれます。Amazonレビューでも常に高評価を維持しており、あらゆる組織のリーダーにとっての必読書と言えるでしょう。

0.図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ

おすすめポイント:

著者の坪谷邦生は、IT企業のエンジニアから人事部門へ異動し、20年以上の人事実務経験を持つ実践者です。リクルート社での人事コンサルタント時代に50社以上の組織開発を支援した経験から、本書は「組織開発」という概念を体系的かつわかりやすく解説しています。本書の最大の特徴は、組織開発の理論と実践を図解で視覚的に理解できる点です。学習する組織、ティール組織、ビジョナリーカンパニー、心理学的経営、デリバリング・ハピネス、ワイズカンパニーといった最新のトレンドまで、10章にわたって網羅されています。Amazonレビュー(235件)では「組織開発の潮流を広く深く伝えてくれている」「本質とトレンドを両面おさえた稀有な本」と、その体系性と実践性が高く評価されています。また、本書は「人事力検定『組織開発入門』」の公式テキストとして認定されており、読むだけでなく、知識を定着させ、資格として証明することも可能です。組織開発の全体像を短時間で習得したい経営者や人事責任者、または組織開発の一連の概念を体系的に理解したい方にとって、最適な一冊と言えるでしょう。


1.『ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則』(ジム・コリンズ)

おすすめポイント:

本書の最も有名な概念が「誰をバスに乗せるか」です。優れた企業は、「どこに行くか」を決める前に、「誰と一緒に旅をするか」を徹底的に重視すると言います。これは、戦略やビジョン以上に「適切な人材」こそが企業の飛躍を決定づけるという強力なメッセージです。Amazonレビューでは、「経営の意思決定における優先順位が変わった」「採用の基準が明確になった」といった声が数多く見られます。特に、事業の拡大期や変革期にある経営者にとって、人材採用と配置の重要性を再認識させてくれる一冊です。


2.『マネジメント[エッセンシャル版]』(P.F.ドラッカー)

おすすめポイント:

「マネジメントの父」と称されるドラッカーの思想が凝縮された本書は、まさに経営のバイブルです。「組織の目的は何か」「働く人々をいかに活かすか」「社会的責任をどう果たすか」といった、経営者が常に自問すべき根源的な問いに答えてくれます。レビューでは、「経営の辞書として常に手元に置いている」「悩んだ時に立ち返る原点」といった評価が多く、その普遍的な価値が伺えます。単なるノウハウではなく、経営哲学の礎を築きたいと考えるすべてのリーダーにおすすめです。


3.『人を動かす』(デール・カーネギー)

おすすめポイント:

1936年の初版刊行以来、世界中で読み継がれる人間関係の不朽の名著。組織がいかに精緻なシステムで構築されていようとも、その構成要素は感情を持つ「人」です。本書は、「批判をしない」「誠実な関心を寄せる」「名前を覚える」といった、人間関係を円滑にするための具体的な原則を、豊富なエピソードと共に示してくれます。多くのレビューで「部下との関係が劇的に改善した」「コミュニケーションの本質を理解できた」と絶賛されており、組織内のあらゆる人間関係の悩みを解決する糸口を与えてくれるでしょう。


4.『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)

おすすめポイント:

個人の成功哲学を説いた自己啓発書として有名ですが、その本質は組織論にも深く通じています。特に「公的成功」の章で語られる「Win-Winを考える」「まず理解に徹し、そして理解される」「相乗効果を発揮する」といった習慣は、チームワークと組織の生産性を高める上で不可欠な要素です。また、「相互依存」という概念は、個人の自律と組織全体の協調を両立させるための重要な視点を提供します。レビューには「リーダーとしての在り方を見直すきっかけになった」「組織だけでなく、人生のバイブル」といった声が寄せられています。


5.『学習する組織』(ピーター・M・センゲ)

おすすめポイント:

本書は、組織が環境の変化に適応し、自律的に進化し続けるための理論的支柱を提示します。その中核をなすのが「システム思考」であり、物事の断片ではなく、全体の構造や相互関係を捉えることの重要性を説きます。難解な部分もありますが、多くの経営者やコンサルタントから「組織変革の根本的なアプローチを学べる」「長期的な視点で組織をデザインする上で必読」と高く評価されています。短期的な成果だけでなく、持続的に成長する組織のOSをインストールしたいと考えるリーダーにとって、挑戦する価値のある一冊です。


6.『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(アービンジャー・インスティチュート)

おすすめポイント:

物語形式で読みやすく、それでいて組織における人間関係問題の本質を鋭く突いています。本書が提示する「自己欺瞞(箱に入った状態)」という概念は、職場で起こる対立や非協力的な態度の多くが、自分自身を正当化し、相手をモノとして見ていることに起因すると解き明かします。社内研修のテキストとしても人気が高く、レビューでは「メンバーの当事者意識が高まった」「組織の風通しが良くなった」という実践的な効果が多数報告されています。組織のコミュニケーション不全やセクショナリズムに悩む経営者にとって、強力な処方箋となるでしょう。


【実務・マネジメント】現場を動かす仕組み・リーダーシップ

優れたマインドセットだけでは、組織は動きません。ここでは、具体的なマネジメント手法やリーダーシップの技術に焦点を当てた、実用性の高い6冊をご紹介します。日々のオペレーションを改善し、現場の実行力を高めたいリーダーに最適です。

7.『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(アンドリュー・グローブ)

おすすめポイント:

インテルの伝説的CEOである著者が、マネジャーの仕事とは「部下のアウトプットを最大化すること」であると定義し、そのための具体的な手法を説いた実務の教科書です。特に「1on1ミーティング」や「OKR(Objectives and Key Results)」の原型となる考え方が提示されており、現代のマネジメント手法に大きな影響を与えています。Amazonレビューでは、「マネジャーになったら最初に読むべき本」「具体的で、すぐに実践できることばかり」と、その実用性が高く評価されています。プレイングマネジャーから脱却し、組織として成果を出すための仕組みを作りたい方に必読の一冊です。


8.『リーダーの仮面』(安藤広大)

おすすめポイント:

「識学」というマネジメント理論をベースに、「リーダーは『いい人』である必要はない」と断言し、徹底した成果主義の組織運営を説く本書は、多くのリーダーに衝撃を与えました。感情や個人的な関係性を排し、ルールと仕組みによって組織を動かすことの重要性を強調しています。レビューでは「耳の痛い話だが、本質的」「組織の成長のために、非情になる覚悟ができた」といった声が多く、馴れ合いの組織文化から脱却したい経営者から熱烈な支持を集めています。部下との距離感に悩むリーダーにとっても、新たな視点を提供してくれるでしょう。


9.『数値化の鬼』(安藤広大)

おすすめポイント:

『リーダーの仮面』の著者による、組織のあらゆる活動を「数値化」することの重要性を説いた一冊。「頑張ります」といった曖昧な言葉を排除し、行動量、進捗、成果をすべて数字で捉えることで、組織の成長スピードを劇的に加速させる手法を解説します。レビューでは「目標設定が具体的になった」「評価の納得感が高まった」など、組織運営の解像度が上がったという声が多数寄せられています。感覚的なマネジメントから脱却し、データドリブンな組織文化を構築したい経営者にとって、強力な武器となるはずです。


10.『1兆ドルコーチ』(エリック・シュミット他)

おすすめポイント:

スティーブ・ジョブズやラリー・ペイジなど、シリコンバレーの数々のレジェンドを指導した伝説のコーチ、ビル・キャンベルの教えをまとめた本書は、トップリーダーの在り方そのものを問い直します。ビルは、ビジネス上の成功だけでなく、人間としての信頼と愛情をベースにしたコーチングを実践しました。本書からは、厳しいフィードバックと深い人間愛を両立させるリーダーシップの神髄を学ぶことができます。多くの経営者から「リーダーとしての器を広げたいと思った」「チームへの愛情が深まった」と評価されており、次世代のリーダーを育成する立場にある人々にも多くの示唆を与えてくれます。


11.『THE TEAM 5つの法則』(麻野耕司)

おすすめポイント:

チーム作りという曖昧になりがちなテーマを、「Aim(目標設定)」「Boarding(人員選定)」「Communication(意思疎通)」「Decision(意思決定)」「Engagement(協調性)」という5つの法則に分解し、科学的かつ体系的に解説した良書です。各法則について、具体的なアクションプランが示されており、すぐに現場で試すことができます。レビューでは「チームビルディングの教科書」「メンバーと共通言語でチームについて話せるようになった」といった声が多く、特に新任のマネジャーやプロジェクトリーダーから高い支持を得ています。


12.『他者と働く』(宇田川元一)

おすすめポイント:

組織内の対立やコンフリクトを「問題」としてではなく、「新たな価値創造の出発点」として捉え直す視点を提供してくれる一冊です。著者は、安易な「わかりあい」を目指すのではなく、むしろ「わかりあえなさ」を前提とした上で、いかにして協働関係を築くかという「対話」の技術を説きます。レビューでは「多様性のある組織を作る上で非常に重要な示唆を得た」「厄介な問題から逃げずに向き合う勇気をもらえた」と、特に複雑な課題を抱える組織のリーダーから共感を集めています。イノベーションのジレンマや部門間の対立に悩む経営者にとって、突破口を開くヒントが見つかるでしょう。


【企業文化・心理的安全性】強いチームの空気感を作る

ルールや制度といったハード面だけでは、人の心は動きません。ここでは、組織の「空気感」とも言える企業文化や、今や必須の概念となった「心理的安全性」に焦点を当てた6冊を紹介します。社員のエンゲージメントを高め、イノベーションが生まれやすい土壌を作りたいリーダーは必読です。

13.『恐れのない組織』(エイミー・C・エドモンドソン)

おすすめポイント:

「心理的安全性」という概念を世界に広めた、ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン教授による原典。心理的安全性とは、単なる「ぬるま湯」ではなく、「対人関係のリスクをとっても安全だと信じられる職場環境」であると定義し、それがなぜ学習とイノベーションに不可欠なのかを豊富な研究データと事例で解き明かします。レビューでは「心理的安全性の誤解が解けた」「概念の生みの親の言葉は重みが違う」と、本質的な理解を促す一冊として高く評価されています。組織の創造性を解き放ちたいすべてのリーダーにとっての理論的支柱となるでしょう。


14.『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』(ダニエル・コイル)

おすすめポイント:

Googleやピクサー、米海軍特殊部隊SEALsなど、世界的に成功している多様なチームを徹底的に調査し、彼らに共通する3つのスキル「安全な環境を築く」「弱さを開示する」「共通の目標を語る」を導き出した一冊。抽象的な「カルチャー」というものを、具体的な行動レベルにまで落とし込んでいるのが特徴です。レビューでは「チームの雰囲気が目に見えて良くなった」「すぐに実践できるヒントが満載」と、その実践性が高く評価されています。強いチーム文化を意図的にデザインしたいリーダーにとって、具体的な行動指針を与えてくれます。


15.『ティール組織』(フレデリック・ラルー)

おすすめポイント:

従来の階層型組織の限界を指摘し、上司も部下もなく、メンバーが自主的に意思決定を行う「ティール組織」という新しい組織モデルを提示し、世界に衝撃を与えた一冊。セルフマネジメント、全体性(ホールネス)、存在目的(エボリューショナリーパーパス)という3つの突破口を軸に、未来の組織のあり方を描き出します。レビューでは「組織観が根底から覆された」「理想論に聞こえるが、実在する企業の事例が説得力を持つ」といった声が多く、既存の組織のあり方に疑問を持つ経営者や起業家に大きなインスピレーションを与えています。


16.『心理的安全性 最強の教科書』(ピョートル・フェリクス・グジバチ)

おすすめポイント:

『恐れのない組織』で提示された心理的安全性の概念を、日本の組織文化の文脈に合わせて、いかに実践していくかを具体的に解説した「教科書」です。心理的安全性を構成する4つの因子(話しやすさ、助け合い、挑戦、新奇歓迎)を定義し、それぞれを高めるための具体的なアクションや、リーダーの振る舞いについて詳述しています。日本の読者からは「日本の会社で実践するなら、まずこの本」「理論と実践のバランスが良い」と、その実用性が特に高く評価されています。概念は理解したものの、どう現場に落とし込むかで悩んでいるリーダーに最適です。


17.『NO RULES(ノー・ルールズ)』(リード・ヘイスティングス)

おすすめポイント:

世界的なエンターテイメント企業であるNetflixの共同創業者リード・ヘイスティングス自らが、同社の「自由と責任」の文化を赤裸々に語った一冊。休暇規定や経費精算のルールを撤廃する一方で、徹底した人材の厳選と率直なフィードバックを貫くNetflixの組織運営は、常識を覆すものばかりです。レビューでは「ここまでやるのかと驚愕した」「自社にそのまま導入はできなくても、思想は非常に参考になる」と、そのラディカルな内容が大きな刺激を与えています。イノベーションを最大化するための組織文化とは何かを考える上で、究極のケーススタディとなるでしょう。


18.『不機嫌な職場』(高橋克徳 他)

おすすめポイント:

2008年の刊行以来、読み継がれるロングセラー。職場の生産性を下げる大きな要因として、個人のスキルや能力ではなく、「不機嫌」という「感情」の問題に焦点を当てた画期的な一冊です。社員同士が協力できない組織の病理を解明し、その処方箋として「共同体感覚」を取り戻すことの重要性を説きます。レビューでは「職場のギスギスした空気の原因がわかった」「耳が痛いが、目を背けてはいけない問題」と、多くのリーダーが抱える根深い問題に光を当てた点が高く評価されています。組織の一体感の欠如や、コミュニケーションの停滞に悩んでいる場合に、まず手に取るべき一冊です。


【採用・人事・評価】人が集まり、育つ仕組み

組織は「人」でできています。どのような人材を採用し、いかにして育成し、公正に評価するか。ここでは、組織づくりの根幹をなす「人事」の仕組みに関する名著を6冊ご紹介します。優秀な人材が集まり、定着し、成長する組織の基盤を築きたいリーダーにおすすめです。

19.『WHO YOU ARE』(ジェフ・スマート他)

おすすめポイント:

『ビジョナリー・カンパニー』が「誰をバスに乗せるか」の重要性を説いたのに対し、本書はその「誰を」をいかにして見極めるかという具体的な採用手法に焦点を当てています。採用の失敗がもたらす甚大なコストを明らかにし、候補者の過去の行動事実に基づいて評価する「Aメソッド」という面接手法を詳述。レビューでは「採用面接のやり方が根本から変わった」「もっと早く読んでおけばよかった」という声が続出しており、採用の精度を劇的に高めたい経営者や人事担当者にとって必読の書です。


20.『ワーク・ルールズ!』(ラズロ・ボック)

おすすめポイント:

Googleの元人事トップが、同社の採用、育成、評価の仕組みのすべてを公開した画期的な一冊。データと分析に基づき、従来の採用面接がいかに非科学的であるかを喝破し、構造化面接やワークサンプルテストの有効性を説きます。また、「社員に自由を与える」ことを基本思想としながら、公正な評価制度や能力開発の仕組みをいかに構築したかが具体的に語られています。レビューでは「人事の常識が覆される」「ここまでオープンにするGoogleがすごい」と、その先進性と透明性が高く評価されています。世界最先端の人事戦略を学びたいなら、この本をおいて他にありません。


21.『採用基準』(伊賀泰代)

おすすめポイント:

マッキンゼーで長年採用に携わった著者が、「地頭の良さ」や「論理的思考力」以上に、「リーダーシップ」こそが最も重要な採用基準であると説く一冊。ここで言うリーダーシップとは、役職のことではなく、「自ら問題を発見し、周囲を巻き込み、解決に導く力」を指します。なぜ今、すべてのビジネスパーソンにリーダーシップが求められるのか、そしてそれを見抜くためにはどうすればよいのかを明確に示してくれます。多くの読者から「採用すべき人材像がクリアになった」「自分のキャリアを見つめ直すきっかけにもなった」と支持されています。


22.『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス)

おすすめポイント:

「弱みを克服するのではなく、強みを活かすべき」というポジティブなアプローチで、個人の才能診断と活用法を提示する世界的ベストセラー。付属のアクセスコードでWebテストを受けると、自分の持つ34の資質の中から上位5つの「強み」を知ることができます。本書は個人の自己啓発だけでなく、組織マネジメントにおいても絶大な効果を発揮します。レビューでは「部下の強みを理解し、適材適所の配置ができるようになった」「チームメンバーの相互理解が深まった」といった声が多数。組織全体のパフォーマンスを最大化するための強力なツールとなります。


23.『ヤフーの1on1』(本間浩輔)

おすすめポイント:

日本企業に「1on1ミーティング」を普及させる大きなきっかけとなった一冊。ヤフー(現LINEヤフー)が、いかにして1on1を導入し、部下の才能と情熱を解き放ち、組織の成長エンジンに変えていったかが具体的に解説されています。単なる進捗確認の場ではなく、部下のキャリアや内面的な課題に寄り添う「対話」の重要性を説いています。レビューでは「1on1の目的と具体的なやり方がよくわかった」「形骸化していたミーティングを見直すことができた」と、実践的なガイドブックとして高く評価されています。


24.『PRINCIPLES(プリンシプルズ)』(レイ・ダリオ)

おすすめポイント:

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者である著者が、自らの成功と失敗から導き出した「人生と仕事の原則」をまとめた大著。特に有名なのが、「ラディカル・トゥルース(過激なほどの真実)」と「ラディカル・トランスペアレンシー(過激なほどの透明性)」という原則です。間違いや弱みを隠さず、徹底的にオープンに議論することで、組織として継続的に学習し、進化していく仕組みを構築しています。その徹底ぶりは圧巻で、「組織運営のOSをアップグレードさせられた」「厳しいが、これこそが本物の信頼関係だ」と多くの経営者に強烈なインパクトを与えています。


【急成長・変革】組織拡大の壁を乗り越える

スタートアップの急成長期、あるいは大企業の変革期には、これまでのやり方が通用しなくなる「組織の壁」が必ず現れます。ここでは、そのような困難な局面を乗り越え、組織を次のステージへと導くための知恵が詰まった6冊をご紹介します。

25.『HARD THINGS』(ベン・ホロウィッツ)

おすすめポイント:

シリコンバレーの著名な投資家である著者が、自らの壮絶な起業家経験をもとに、経営者が直面する「答えのない難問(HARD THINGS)」について語った一冊。順風満帆な成功譚ではなく、友人の降格、幹部のクビ、会社の身売りといった、血の滲むような意思決定のリアルが描かれています。レビューでは「綺麗事ではない経営の現実に打ちのめされたが、同時に勇気をもらえた」「経営者の孤独に寄り添ってくれる唯一無二の本」と、特に困難な状況にあるリーダーから絶大な共感を得ています。順境の時ではなく、逆境の時にこそ読むべき一冊です。


26.『ビジョナリー・カンパニー ZERO』(ジム・コリンズ)

おすすめポイント:

『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの原点とも言える本書は、まだ偉大になる前の、スタートアップや中小企業が「何をすべきか」に特化して書かれています。後のシリーズで語られるコンセプトの萌芽を見ることができ、特に初期のビジョン設定、人材採用、そしてリーダー自身の規律の重要性が強調されています。アーリーステージの起業家からは「まさに今、自分たちが直面している課題そのもの」「大企業向けの経営書とは違う、実践的なアドバイスが満載」と高く評価されています。ゼロから偉大な企業を築き上げたいと志す、すべての創業者に。


27.『イシューからはじめよ』(安宅和人)

おすすめポイント:

「悩む」と「考える」は違う。本書は、仕事の生産性を劇的に高めるための思考法として、「イシュー(本当に解くべき課題)」を見極めることの重要性を説きます。多くの組織が、重要度の低い問題にリソースを浪費していると指摘し、いかにして本質的な課題設定を行うかを明快なロジックで解説します。経営者やリーダーがこの思考法を身につけ、組織全体に浸透させることで、無駄な業務を撲滅し、イノベーションに集中する文化を醸成できます。レビューでは「仕事への取り組み方が根底から変わった」「もっと早く出会いたかった」という声が多数。組織全体の生産性を飛躍させたいリーダー必読です。


28.『両利きの経営』(チャールズ・オライリー他)

おすすめポイント:

企業の持続的成長の鍵は、「既存事業の深化(知の深化)」と「新規事業の探索(知の探索)」をいかに両立させるかにある、と説く本書は、現代経営学の重要なコンセプトとなっています。多くの企業が目先の収益を上げる「深化」に偏りがちですが、それだけでは環境変化に対応できず、いずれ衰退します。本書は、組織構造、評価制度、リーダーシップの観点から、いかにして「両利き」の組織を実現するかを具体的に論じます。特に、成熟期に入った企業の経営者や、新規事業開発に課題を抱えるリーダーから「長年の経営課題に光が差した」と高く評価されています。


29.『失敗の科学』(マシュー・サイド)

おすすめポイント:

航空業界や医療業界など、失敗が許されない世界では、徹底した「失敗からの学習」の仕組みが構築されています。本書は、成功はごく一部の例外的な事象であり、むしろ失敗こそが進化とイノベーションの源泉であると説きます。失敗を隠蔽する組織と、失敗を歓迎し、そこから学ぶ組織の違いを、数多くの事例で対比させながら明らかにします。心理的安全性の重要性とも深く関連しており、「失敗を許容する文化をどう作るか、具体的なヒントを得た」「チャレンジを奨励する組織風土を作りたい」と考える変革志向のリーダーに強くおすすめします。


30.『Measure What Matters』(ジョン・ドーア)

おすすめポイント:

Googleやインテルを急成長に導いた目標管理手法「OKR(Objectives and Key Results)」のすべてがわかるバイブル的な一冊。野心的な目標(Objectives)と、その達成度を測る具体的な指標(Key Results)を全社で共有し、連携させることで、組織のベクトルを一つに束ねます。本書の優れた点は、単なる制度の解説に留まらず、U2のボノやビル・ゲイツ財団など、多様な組織での導入事例を通じて、OKRがもたらす組織変革のダイナミズムを伝えている点です。組織の一体感を醸成し、驚異的な成長を遂げたいと願う経営者にとって、最強の武器となるでしょう。


おわりに

本記事では、経営者、役員、人事責任者の皆様に向けて、組織づくりのための書籍を30冊、厳選してご紹介しました。古典的な名著から最新のトレンドまで、多岐にわたるテーマを扱いましたが、すべての書籍に共通しているのは、組織とは「生きたシステム」であり、常に変化し続けるものであるという視点です。

ここに挙げた一冊でも、皆様の組織が抱える課題を解決し、次なるステージへと飛躍するための一助となれば、これに勝る喜びはありません。ぜひ、気になる一冊を手に取ってみてください。

資料請求はこちら←

「すごい人事」情報局運営元:株式会社Crepe
Crepeでは、「人事が変われば、組織が変わる」というコンセプトのもと、

すごい人事パートナー

⚫︎各種業界1300名の人事が在籍。工数・知見を補う「即戦力」レンタルプロ人事マッチングサービス

すごい人事採用おまかせパック

⚫︎1日2時間〜使えるマネージャークラスのレンタル採用チーム。オンライン採用代行RPOサービス

すごい人事コンサルティング

⚫︎人事にまつわる課題を解決へ導く、伴走型人事コンサルティングサービス


などのサービスを通して、人事課題を解決する支援を行っています。

サービスについてのご相談・お問い合わせはこちら
◆お打ち合わせご予約はこちら

資料ダウンロード /
ご相談・お問い合わせ