すごい人事パートナー

プロ人事の知見で採用プロセスと採用工数を最適化!ソフトウェア開発企業の活用事例

株式会社ソニックガーデン様

お客様のパートナーとなって事業成長をソフトウェアで支援するという「納品のない受託開発」を提供するソニックガーデン様。

「親方と弟子の関係でプログラマを育てていく徒弟制度」という独自の採用スタイルを大切に、ベテラン層から若手層へ採用の幅を広げられていく中で、「リファラル採用でリーチできる層へのアプローチはやり切った」「一般的な手法も試したいがどれを選べばいいのか分からない」「新しい手法を取り入れたい一方で、これまでの採用方針も尊重してほしい」という採用課題に直面されたとのこと。その解決のためにCrepe社の「すごい人事パートナー」を導入いただきました。サービス導入の決め手や、導入後の改善について、お話をお伺いしました。

(参照記事:「上司と親方の違い、徒弟制度の再発明でプログラマ育成」ソニックガーデン様の採用への想い、共感される企業様もおありではないでしょうか?)

目次

人事を業務委託で依頼することを検討されたきっかけは?

ご検討当時の状況についてお聞かせください

これまでベテラン層のプログラマーをメインに中途採用に取り組んできましたが、3年前から若手層のプログラマー採用に力を入れ始めた頃でした。ベテラン層の中途採用と比べるとアプローチの仕方も変わるので、最初は色々試しながら自社ならではの取り組みにトライしていました。

弊社はベテラン層に対して一定リーチできていたので、そこからのリファラル採用や、弊社のイベント経由で採用に至るパターンもありましたが、一通りやりきったところもあり、次のアプローチを考えていきたいというタイミングでした。

もともと弊社は独自での採用企画に強みがあったので、その上で一般的な採用手段もまだまだ試せるものがあるのではないかと興味を持っていました。とはいえ、採用手法も多様化する中で、「どんな採用手法に取り組むべきなのか?」「メリットやデメリットは?」「取り組むとしてもどのサービスを使えばいいのか?」など弊社内に知見がなく、判断に困る状況に直面しました。

これまで弊社の採用は、経営メンバーと元々エンジニアとして活躍していた社員が担当していたので、人事採用のプロがいない状況でしたので、「一般的な採用手法に詳しい外部の方に支援してもらうのが早いのではないか?」と業務委託の導入を探し始めました。

ご提案時のCrepeの印象について

実はお問い合わせ前からCrepe社のことは知っていたんです。以前、採用や人事について色々調べていた時期があったのですが、ほしいと思っていた情報に辿り着くのがいつも「すごい人事」さんのnote記事だったんです。いくつかの記事を読んで、その内容に納得できたり理解が深まったりしたことも多く、安心感を持って問い合わせさせていただいていました。

検討段階では他社にもお声がけしていましたが、Crepeの営業の方はヒアリングがすごく丁寧だったことが印象的でした。その上で、「こういう課題に対してならこの方がいいんじゃないか?」と候補者のご提案をいただくまでもスピード感が早かったです。

スピード感だけで言えば、問い合わせからすぐに紹介があった別の会社もありましたが、あまりヒアリングもなく先に紹介があったり、一度にたくさんの候補者を提案されたこともあり「本当に弊社に合う方を選んでいるのかな?」と却って不安になりました。弊社にはどなたに入っていただくべきかの知見も少ない状況でしたので、ヒアリングをしっかり踏まえた上で適切な候補者をマッチングしていただける信頼性は大事でしたね。

また、同じ採用支援でも採用手法や業務範囲が固まっている会社も、弊社に合わないかもしれないという懸念がありました。一方で、Crepeから紹介があったプロ人事は採用支援の柔軟性が高く「弊社の採用スタイルを大切にした上で採用手法を増やすチャレンジをしたい」という求めていたところに一緒に取り組めそうだと感じることができました。

採用の業務委託をお願いするのが初めてだったので、当初1ヶ月でお試し期間を設けようかと考えていたのですが、「採用支援は最初の戦略構築や初期設定期間が重要で、しっかり立ち上げないと採用は進み始めないため、1ヶ月間では判断が難しいと思います。まずは3ヶ月間しっかり取り組みましょう!」と提案いただき、3ヶ月契約からスタートすることになりました。

契約期間の部分はセンシティブなところだったと思いますが、採用のプロとしてしっかりと伝えてくれたことで、より信頼感が高まりました。弊社の採用スタイルを尊重しながらも、得意領域はしっかりリードしていただけそうな印象が持てましたし、単なる作業担当者ではなくフラットな関係性を築けそうだと感じましたし、我々と一緒に採用活動へのチャレンジを楽しんでもらいたいと思いました。

「すごい人事パートナー」を導入後に実感した変化とは?

実際に始まってから、どんな変化を感じられましたか?

まずはダイレクトリクルーティングから着手することとなりましたが、検討開始から1ヶ月くらいで施策を開始できたので、やはりスピード感があるなと感じました。自社メンバーだけだと、ダイレクトリクルーティングの中でも「どのサービスがいいか?」と迷ってしまい、もっと時間がかかっていただろうと思います。

最初のうちは良い数字が出なかったんですが、そこからテコ入れをしていただいたら次の月にはちゃんと良い成果が出てくるようになり、「こうすれば弊社で結果が出せそうだね」という軌道に載せていただくまで経験値を元にスムーズに進めらることができました。そのように弊社での成功パターンが見えたので、今では社内メンバーに引き継いで内製化することができています。

また、ダイレクトリクルーティングを始めたことでカジュアル面談の件数が増えてきたことで、次はカジュアル面談の進め方についてご相談させていただきました。弊社でやってきたカジュアル面談の型はあるものの、「それが候補者にとってはどうなんだろう?」という観点をプロ人事から見てもらい、場合によっては社員と同席した上で具体的なアドバイスをもらいながらブラッシュアップしていきました。自己流になりがちなところも、採用の経験を踏まえて客観的な提案を得られて心強かったです。

今後やっていきたいこととしては、これまで私や経営メンバーが対応してきたカジュアル面談をプロ人事の方に引き継いでいただき、そこから更に他の社内メンバーに引き継ぐことができる体制を作りたいと思っています。これまで自分一人でやっていた採用プロセスを、プロ人事の方に情報整理してもらって属人的な状況から脱することで、私自身も採用全体を見ながら採用戦略を考えることにより注力できるようになりました。

当初の採用課題解決に向けてどれくらい近づきましたか?

まずは、ダイレクトリクルーティングという新たな採用手法が手に入ったことが成果の一つだと思っています。

それ以上に、ダイレクトリクルーティングが安定してきたことで、元々弊社で実施していた「時間はかかるけれどもやり続けると効果が出る」ような施策にしっかり工数を割けるようになったことがインパクトが大きく感じています。

弊社主催の勉強会・プログラミングに触れるイベント・スポンサー活動など、企画をきっかけに弊社を知って選考に進んで結果的に採用に至るような採用施策に対して、私自身も参加できる機会を増やせてしっかり時間を使えたことで、イベント数やスポンサー数も徐々に増えてきています。

また、カジュアル面談の数が増えて、以前と比べて候補者の方たちとすごく会えるようになったのも良い影響がありました。候補者についてのインプットを増やすことができたことで、「こういう情報を発信した方がいいよね」と社内理解が深まり、採用プロセスをより最適化することができた側面も成果の一つだと思っています。

これまでは選考に来た方に対して都度対応を判断しながら進めていましたが、それだと判断ができる人間しか採用に携われない状態を抜け出せずにいました。ですが、採用プロセスを仕組み化したことで、他の社内メンバーでも採用に関わることが可能になり、良い意味で私の仕事を減らすことができました。これによって今後さらに新しい採用手法にもチャレンジしていけるイメージが持てましたね。

例えば、ダイレクトリクルーティングを進めていく中で、明らかに候補者の動きが多い月/少ない月など時期的な傾向が掴めてきたので、動きのある月に合わせて会社説明会や選考に関する活動をして、動きの少ない月はそのための準備をするなど、都度手を動かすというのではなく、採用活動の年間スケジュールをしっかり組めるようになってきました。

今までは応募が来たら個別で対応していたところがあったのですが、柔軟性を大事にするところは残しつつも、年間スケジュールを立てたことで年2回の採用試験を予定通りにご案内できるようになりました。選考活動の手前から準備できるようになったことで、準備不足で印象を悪くするリスクを減らし、候補者とよりしっかり向き合えるようになりました。

中途採用以外の人事課題についてはいかがでしたか?

当初のスコープに追加して、新卒採用についても参画いただいています。弊社にとっても新しい取り組みなのでまだ手探りな状況ですが、プロ人事の方の人脈を活用しながら他社事例を共有いただいたり、新卒採用での人物要件を固めたりなど知見を発揮いただいています。

プロ人事の方が採用だけでなく人材育成にも知見がある方なので、弊社の若手層プログラマーの採用プロセスや若手育成プログラムにも理解が深いのかなと感じています。きっと、そこに関心がないと、「何でこんなに採用までに時間をかけるんだろう?」とか「もっとこうすれば効率化できますよ」という発想になると思いますが、弊社が大切にしたい想いに共感いただけているのはありがたいですね。

実は、3ヶ月毎の契約更新のタイミングで、定期的にサクセスサポーターとの面談があるのも助かっているんです。

普段からも週次の定例などでプロ人事の方とは打ち合わせをしながら採用を進めていますが、どうしても直近のことで忙しくて目の前のことの話しが多くなってしまう中で、「この3ヶ月間どうでしたか?」と大きめのふりかえりをする機会になっています。やらないとなぁと思いつつ置き去りになりがちな部分なので、このタイミングが来ると「これまで何をやってきたかな?」「次何をするんだっけ?」と自分自身でもふりかえるようにしています。

「すごい人事パートナー」をどんな会社に勧めたいと思いますか?

どんな採用課題を持つ会社に勧めたいと思いますか?

弊社のように、自社の中で採用担当者をアサインして採用を回している会社もたくさんいらっしゃると思うんですが、私自身その中でやってきたことで、採用の部分で相談できる相手がいないという不安を抱えていました。

今回、プロ人事の方に入っていただくことで、すごく安心感が生まれました。ちょっとしたことだけど「カジュアル面談でこういう話をしたけど、あれは良くなかったかな…」みたいなことを、今までは相談できなかったところ「こう改善したらいいかもですね」「あれくらいはよくあることですよ」など教えてもらえるのはやっぱり心強いですね。

今一人で採用を担当しているところからもう少し拡大していきたい会社や、自分達の採用に客観的なアドバイスがほしい、今の状態でいいのか?と不安がある会社には、すごく良い活用の仕方なのではないかと感じています。

「すごい人事パートナー」プロ人事から見た、ソニックガーデン様の魅力とは?

私自身、人材育成や質の高いサービスにこだわりを持っていたこともあり、徒弟制度をはじめとするソニックガーデン様の経営・組織づくりのあり方、そして良いコードにこだわったソフトウェア開発には、非常に魅力を感じています。

実際に採用業務をご一緒させていただく中でも、単なる進捗や数字にとらわれるのではなく、「どうすればより多くの人に自社を知ってもらえるか」「どのようなコミュニケーションが良い候補者体験につながるか」といった視点で議論を重ねることが多く、人に誠実に向き合う企業様だと強く感じています。

また、親方の皆様ともお話をさせていただきましたが、このような方々から直接指導を受けながら仕事ができる環境は、若手プログラマーにとって非常に価値のあるものだと感じました。

より多くの方にソニックガーデン様の魅力を知っていただけるよう、今後も尽力してまいります。

(すごい人事パートナー担当  中村より)

編集後記

インタビューを通じて、自社採用への想いを大切にされていることが印象的でした。「徒弟制度の弟子採用」という特徴的な採用の中では、入社した方の人材育成はもちろん、まだ選考前の段階にある候補者に対しても、一貫してヒトとして愛情を持って接する姿勢があります。

採用の業務委託サービスも多様化しており、業務の一部をクライアントの指示通りに代行するものもあれば、「スカウトを⚪︎通送信する」「説明会や面談を⚪︎回担当する」と定型化されたものもあります。

その中で「すごい人事パートナー」では、専門知見を活かして採用活動をリードしつつも、柔軟性を持ってクライアントにとって必要なカタチでの支援スタイルを提供できるプロ人事をご紹介することを特徴としています。今回ご支援に入っているプロ人事も、ソニックガーデン様のこれまでの取り組みや想いに共感して、新しいチャレンジにお客様と一緒に取り組んでいます。「対等なパートナーとして一緒に楽しんでほしい」という言葉に象徴されるように、プロ人事とも暖かい関係を築いておられるソニックガーデン様には、今後も想いを共有する人材が集まられることと思いました。

また、サクセスサポーターとの面談を採用活動の定期的なふりかえりの機会に活用いただいているというお話も印象的でした。Crepe社では、プロ人事となるフリーランス人材をアサインさせていただくだけでなく、専任のサクセスサポーターを始めとする営業・法務などを含めたチーム体制で支援させていただいております。

(Crepe社のサクセスサポーターについてはこちらの記事もご参照ください)

採用業務では候補者対応やスケジュール調整、また母集団や遷移率の進捗を追いかけるなど、実務に携わるチーム内ではついつい目の前のタスクの会話に終始してしまうことがよくあるかと思います。

もちろんプロ人事も、週次・月次での各種数値の取りまとめをしたり、次なる戦略・戦術をご提案させていただいたりと、目下の作業だけでなく活動のふりかえり機会を設けております。それとは別に、普段顔を合わせるメンバーとは違う担当者を相手に、採用プロジェクト全体を改めて評価したり、採用以外の人事課題全般について会話する機会を設けることで、中長期的に目指す方向性に迷わずに進んでいただくことを可能にしています。

目下の採用はプロ人事のパートナーとともに、ふりかえりや今後のチャレンジは我々チーム全体で、今後も一緒に走らせていただけると嬉しいです!

「すごい人事パートナー」
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インタビューライター:松浦加奈
人事コンサルタント兼キャリアコンサルタント。Crepe社のサクセスサポーターとして人事支援のプロジェクト成功を支援するとともに、クライアント企業が「すごい人事」となるための総合的な人事課題のご相談をお受けしています。またCrepeで活躍するフリーランス人事に向けては、稼動支援を通じて自信とゆとりをもったキャリア形成を支援しています。滋賀県在住、3歳児と柴犬のママでもあります☺︎

「すごい人事」運営元:株式会社Crepe
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